アメリカ旅行日誌【2日目】Vans Warped Tour 2018

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(Vans Warped Tour 2018, San Diego, SDCCU Studiumにて)

アメリカ旅行日誌【2日目】Vans Warped Tour 2018

 

これが時差ボケというやつなのだろう。朝6時ごろには目が覚めてしまった。

 

【0日目】にも書いた通り、今日はこのアメリカ旅行の大目的の1つ、Warped Tourに参戦する日である。

 

 

ワープド・ツアー(Warped Tour)とは、アメリカ合衆国で毎年6月~8月辺りに開催されている、アメリカ最大級のロックエクストリーム・スポーツの祭典である。全米を代表する複合型フェスティバルの一つで、毎年、主にパンク・ロックバンドを中心とした100を超えるロックバンドと、超有名BMXライダー、プロのスケーターなどを交えて、全米40以上の都市をサーカス団の如く回る。(ワープド・ツアー - Wikipedia)

 

Wikipediaにはまだ「毎年行われている」と書いてあるが、実は違う。

幾多の素晴らしいロック、パンクバンド、スケーターを生んできたWarped Tourだったが、近年のクソ音楽(Enema Damn Music)の潮流に押され(Punk is not DEAD!)、今年で歴史に幕を閉じるのだ。

 

おそらく大半の日本人にはどうでもいいことなのだろうが、個人的にはすごくショックで、まぁそんなフェスの最後を見届けるために今回はアメリカに来ているわけなのだ。

 

どうやらまだ家主は寝ているのでここでも挨拶はできなかったが、とりあえず起きてシャワーを浴びると、猫をひとしきり撫でてから朝食をとりに最寄りのカフェに行くことにした。

 

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(カフェまでの道で高架から見下ろしたハイウェイ。なんだかすごくアメリカっぽい)

 

カフェではフレンチトースト(と書いてあったが実際はケーキのようなもの)と、フライドポテトとベーコン、それにコーラを頼んでお腹いっぱい食べる。最後にチップの計算に頭を悩ませながら支払いを終え、フェス会場までUberを呼ぶことにした。

 

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Uberについてはもっと早く、空港に着いた時から活用しておくべきだった。来るのがすごく早いし、車は綺麗だし、何より異様に安い。日本のタクシーの半額くらいなのではないか。

 

だが1つ注意がある。UBERのアプリ利用にはSMSによる電話番号認証が必須なため、必ず旅行前に日本で認証を済ませておくことだ。

SMSの受信自体は海外で行っても高額請求には繋がらないらしいのだが、私のau iPhoneの場合は何をどう試行錯誤しても海外でSMSが一切受け取れなかった。

 

これには正直困った。

軽く1時間くらいスマホと格闘したが受信できず、最後には日本にいる彼女にお願いして彼女の番号で認証をしてもらった。そのせいで旅行中何度かUBERのドライバーから彼女に電話がいってしまうことになった。。

 

なんとか認証を済ませ、初めてのUBERでスタジアムに到着。いよいよワープドツアーだ。

ここでの体験は普通のフェスの楽しみ方と変わらないので詳細は省く。好きなバンドを見ながらだらだら歩き回り、コーラを飲んだり、ハンバーガーを食べたりした。

 

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日本のフェスと違うなと感じたのはスタッフの少なさと案内の不親切さ。どこでチケットを引き替えればいいかも分からないし、クロークはたぶん無かった。

 

しかし不満ではなく、そこも楽しめたと思う。アメリカを横断して何十箇所も行くのだから、ミニマムの設備で行くしかないのだ。ステージの設備も日本の大型フェスに比べるとチープだ。

 

どのバンドもMCで「これが最後のワープドツアーだなんて信じられるかい?」と言ってたね。

 

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そんなこんなで朝の10時から夜21時までヘトヘトになってフェスを楽しみ、ひどい日焼けで鼻は水ぶくれになりながら帰った。

 

帰りにUBERを使った時は、周りにUBERの車が多すぎてどれだかわからず、ドライバーが彼女に電話をかけてしまっていた。

最後にはこちらが車を見つけて乗ったのだが「オイオイ、電話したら女の子が出たぜ?」「あぁ、ごめん。それ彼女だ。代わりに呼んでもらったんだ」というような会話をする羽目になった。

 

繰り返すが、どっちにしろ海外で日本の携帯電話の通話機能は使えない(正確には高額請求を避けるために使わないほうがいい)ので、UBERのドライバーと電話でコンタクトすることは不可能。

確実にお互いを見つけやすいような場所で呼ぶことをオススメする。

 

こうして宿泊先に帰って来たが、ここでもホストには会えなかった。迎えてくれたのは猫ちゃんだけ。サンディエゴ泊は今夜が最後だが、会わずに終わるのか?

 

続く。