アメリカ旅行日誌【1日目】サンディエゴ、夏。

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(サンディエゴでの宿泊エリアNormal Heights)

 

アメリカ旅行日誌【1日目】サンディエゴ、夏。

成田から10時間のフライトを終え、サンディエゴ国際空港についたのは昼の12時だった。

 

ゲートを出てすぐ空港のガイドに声を掛けられ、電車に乗りたいと言うと「電車はない。シャトルに乗って行くのよ」とのことなのでバスを探す。

 

空港内を歩くと「シャトル」と書いてあるブースがあったのでそこのお姉さんに「ここに行きたい」と事前に印刷しておいたGoogleマップを見せる。

そこには空港とAir bnb先を結んだ交通案内が記載されているのだが、Googleマップの表記を日本語のまま印刷したのはミスだった。僕はこの後も何度も同じように思うことになる。

 

道順説明などが何も読めないので目的地の住所だけ読み取ってお姉さんが「ノーマルハイツね?」と確認してきたがよく分からない。

結局お姉さんがドライバーに行き先を電話で伝え「あれに乗って」と指差したのは小さなバン。てっきり路線バスのようなもので行くのだと思っていたのだが、どうやら私が話しかけるブースを間違えたらしい。「シャトル」と行っても乗合バスのシャトルと路線バスと2種あるのだろう。

 

乗合バス(バン)へ行き、おっちゃんに行き先を伝えたところからが大変だった。おっちゃんの言ってることが何一つ分からない。この地図じゃ行き先は分からんと言ってる気もするのだが全く聞き取れない。

 

おっちゃんも「なんだこいつ」という感じでしまいには「そこの家のやつ呼んで迎えにきてもらえよ」と言い出す。もちろんAirbnb先とそんな話はしてないので「行かなきゃいけないんだ」と粘ってなんとか乗せてもらった。

 

後から3人家族がきて一緒に乗ることになり、とにかく出発はできたので良かったが、自分の英語の通じなさには正直自信を無くしかけた。

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(助手席からの景色。外は30℃くらいあったと思う)

 

乗ってすぐ、3人家族の目的地の方が近いようで、まず向かった先はなんと「NAVY BASE」というエリア。最初は海兵隊の基地なのかとマジでビビった。駐車場に入る時も警官みたいなのがIDチェックしてたし。実際はどうやら海兵隊員のその家族用の宿泊施設のようなものだったらしい。

 

「おれはリタイア(退役)したんだが、泊まりに来たんだ」とガードマンに旦那さんが説明して中に入った。

しかしホテルのエントランスでしばらく待っていると「だめだ。満員だってよ」と旦那さんが帰って来てしまった。そこから乗合バスで一緒にモーテルを探すことになり(といっても私は助手席で黙って座っていただけだが)、サンディエゴの中心部をだいぶぐるぐる回ったが、どこも満員のようだった。

 

途中で旦那さん奥さんと「私たちタイから来たの。あなたは?」「おお、俺は昔アオモリに住んでたことがあるよ」みたいな会話をしながら最後にはホテルは諦めて空港に帰ること。

 

まぁ暇だから別に良いのだが、「いったん空港に戻ってまた話の通じないおっちゃんに行き先を伝えなきゃ行けないのか…」と内心げんなりしていると

「先に彼の行き先にいってくれよ。お代は俺が払う。だいぶ連れまわしちゃったからな」と旦那さん。「いやいや、払うよ!」と言ったが、旦那さんも奥さんも「いいのいいの」と言うので甘えることに。

 

そこからやっと私の行き先を確認することになったのだが、地図が日本語問題はまだ続いており、なおかつここで発覚したのが「へい、ドライバーさん、おそらく君の訛りが強すぎて彼は何言ってるか分かってないよ」というひとこと。あぁ、このおっちゃんメキシコ訛りかなんかなんだ。だから全然聞き取れなかったんだ…。

 

こうしておっちゃんとの会話を全部夫婦に通訳してもらいながらやっとAirbnb先のすぐ近くに到着。一件落着だった。

 

そして家までの道がこれ

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とにかく綺麗な街でびっくりした。

 

周辺がNormal Heightsという地名だというのはやっとこの時に分かった。もっと早く調べておけばドライバーへの行き先の伝え方も住所だけじゃなく楽だっただろう…。

詳しく調べてはいないが、たぶんサンディエゴの中でもかなり高級なエリアではなかろうか。

歩いてる人は白人ばっかりでアジア人なんて全然いないし、道沿いには1階建てのこじんまりとした可愛い家がひたすら並んでいる。

 

そうこうしているうちにAir bnb先に着いたが家主はおらず、猫ちゃんがお出迎え。

眠そうな猫ちゃんになでなで挨拶をしてすぐ探検に出発した。

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さて、マディソンアベニューというノーマルハイツのメイン通りに出て、まず探したのはスケートショップ。

 

ノーマルハイツ周辺はすごく道路も整っていて「ここで滑ったら気持ちいいだろうなぁ」という思いにかられたのだ。なお自分のスケートボードはトランクに入らなくて置いてきていた。

 

しかし、

 

Googleマップでは2-3箇所候補が出ていたので途中でスーパーなども物色しつつだいぶ歩きまわったのだが、結局どれも情報が古かったようで見つからず、スケボーは断念して宿に戻ることに。

 

 

宿に戻るったのは19時か20時ごろだったと思う。お腹もすいていなかったし、時差ボケと初日の疲労であっという間に寝てしまった。

 

問題はここでまだホストに会えていなかったことである。

 

続く