全てのビジネスマン必見の「ストレングス・ファインダー」をやってみた
2019年、世間のゴールデンウィークは10連休ですが僕は前職の有給消化中のため30連休を完全に持て余して過ごしています。
せっかくの休みをだらだら過ごすのは勿体無いので図書館に通ったりして毎日本を読んでおり、今日はそのうちの1冊について書くつもりです。
このあと実はとんでもない時間の使い方も計画しているのですが、それはまた後日書きます。
ストレングス・ファインダーとは
Strength Finderは人間の才能を34の資質に系統わけし、その中から自分に強く現れている傾向を見極めるためのツールです。ビジネスマンにとっての水見式だと考えてもらえばいいと思います。
最近の起業家や一流ビジネスマンの中ではかなり主流化してきているそうです。
「HUNTER × HUNTER」でも念能力を使うために自分はどの系統なのかを見極めてから修行に入っていたと思います。よく考えればこれが普通の人の生活にも必要なはずなのに何故か今までこんなこと思いつきもしませんでしたね。
あ、なのでこれは「成長したい」「出世したい」という野望がある人向けの方法論なので、ダラダラ定年まで過ごせればそれでいいですという人には無関係です。記事を閉じていただいて構いません。
僕の記事を読む時間も惜しいから一刻も早く水見式を受けてみたいという人はこちら。(もちろん有料になります)
自分に出た結果など詳細も書きますが、まず僕とストレングス・ファインダーの出会いについて書いておくと下記の本になります。この本にはツールの招待コードが同封されているので読者はそれで受験できるようになっています。
ストレングス・リーダーシップ―さあ、リーダーの才能に目覚めよう
- 作者: トム・ラス,バリー・コンチー,田口俊樹,加藤万里子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2013/03/23
- メディア: 単行本
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これなんと前職時代に新人教育担当者用の研修でタダでもらいました。
参考にどうぞ〜という感じで必須でもなかったのでずっとデスクに放置していたのですが、ある人に「なんで君がこの本を持ってるんだ?!どんな物か分かっているのか?」と驚かれたことをきっかけに興味を持ち、大事にとっておいてこの転職のタイミングで受けてみたという次第です。
ストレングス・ファインダーに関する本は他にもあるのですが、この「ストレングス・リーダーシップ」は特に経営者や管理職を目指す人向けに解説しているものになり、世界の成功しているリーダーをそれぞれ分析することで各人がどの資質によってビジネスを成功させたのかを明らかにしています。
ストレングス・ファインダーそのものじゃなく、世界の有名な経営者の成功エピソードは面白いのでその部分だけでも読んでみる価値ありです。
他にも興味深かったのは「営業の得意な人を営業部長にするな」という部分ですね。「営業」という部分は「経理」でもいいし「人事」「情シス」「企画」なんでもいいです。とにかく、管理職というのは管理する部署の成績ではなく「リーダーとしての資質」で選ぶべきということです。
現場でいい成果を出せる人はずっと現場で働くべきであって、管理職には向いていません。考えてみれば簡単なことですが、偉くなることと給与が上がることが強く結びついているこれまでの日系企業ではかなり実現が難しそうだとも思いました。
本を後半まで読み進めたら早速ストレングス・ファインダーを受けます。
アンケートを100問くらい?答えたと思います。就活の適性検査を思い出しました。
ちなみに僕の結果はこれ。
- 1. 競争性「影響力」「競争性」の資質が高い人は、自分の進歩を他の人と比較します。コンテストで勝つために、相当な努力をします。
- 2. 自我「影響力」「自我」の資質が高い人は、大きな影響を与えることを望んでいます。独立心に富み、組織や周囲の人々に与える影響の大きさに基づいてプロジェクトに優先順位をつけます。
- 3. 戦略性「戦略的思考力」「戦略性」の資質が高い人は、目的に向かうための選択肢を想定することができます。いかなる想定に直面しようとも、適切なパターンと問題点を直ちに予測することができます。
- 4. 目標志向「実行力」「目標志向」の資質が高い人は、目標を定め、その目標に向かってまい進し、目標達成に必要な修正を行うことができます。優先順位をつけてから、そのとおりに行動します。
- 5. 最上志向「影響力」「最上志向」の資質が高い人は、個人や集団の卓越性を高める手段として、強みに注目します。優れたものを最高レベルのものに変えようとします。
なるほどー..確かにこんな感じだな。
という感想だけで終わるとただ占いを受けただけになってしまいますが、受験後には個人それぞれにカスタムされたレポートが出て、今後のアクションや働く時の注意点についても明確に記載されています。
自分の結果を見れば見るほど「プライドが高くて負けず嫌い。勝つために手段を選ばない」って感じで悪役感がすごいですが、上司に向いてるんでしょうかね...苦笑
とにかく影響力(influencing)が強く出ていますが、人間関係構築力(relationship building)の傾向は全く出ておらず、共感性や調和性は低そうです。
ビジネスマンにとって必要なのは全ての資質を持とうとすることではなく、自分の資質を生かすポジションにつき、自分に足りない資質を持っている人で周りを固めることで組織を強くすることです。
というわけで今回はストレングス・ファインダーについて書いてみました。
連休中まだまだ本を読むつもりなのでまたいい学びがあったら書きます。
それでは。