【転職】外資系IT企業で働き始めました【25歳】

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外資ITあるある:子供部屋みたいなスペースにデカデカとイケてる英文ありがち

 


【転職】外資系IT企業で働き始めました【25歳】

長い有休消化を終え、やっと今月くらいから転職先での仕事が始まりました。まだまだ始まったばかりですが早速今感じていることを書いておこうと思います。

 

ただし、転職したばかりなのであばたもえくぼで良いことばかり書かないように、ほんの少しですが感じている違和感やストレスも包み隠さず記しておくつもりです。

 

 

 

ポイントは3つに絞りました。まず1つ目

 

①やっぱり環境は最高

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いきなり良いところを書いてしまって恐縮ですが、やっぱり働く環境は日系企業など他の追随を許さない素晴らしさです。正直いくら金がかかっているのか考えるだけで恐ろしい。。

 

細かいことは書かないようにしますが、この記事のヘッダー写真にもあるようなゆったりソファの謎エリアがたくさんあったり、お菓子やジュースなどの軽食が無料でいたるところに置いてあったり、PCも携帯も基本最新デバイスで貸与されたり。。(フォトショやイラレもフル装備ですが使いどころ無ぇ)

 

弊社もGoogleをモデルにしているようなので下記の記事を読むとまさにこんな感じです。

www.akiradrive.com

 

勤務時間なんてのはあってないようなものなのでほとんど会社に行かずに在宅勤務でも大丈夫です。僕は軽食やランチを無料で食べたいので行きます笑

 

あと、アメリカやヨーロッパへの出張も当然あり僕も間も無く最初の出張に行きますが、平社員でもエコノミーに乗る必要はありません。でもマイルは個人のカードにつけてくれます。ホテルは普通に五つ星。どう考えてもおかしい。

 

これを当たり前だと思い始めたら僕も終わりだなと自分でも思います。でももちろん良いところだけではないですよ。2つ目に行きます。

 

 

②カルチャーショック

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2つ目はこれから乗り越えなければいけないこと、カルチャーショックです。

 

これは自分でもできるだけ対策しておこうと、入社前に会社の文化や沿革について調べておきましたし、こういう本↓を読んでおくようにもしていましたが、実際はあまり役には立ちませんでした。

転職後、最初の1年にやるべきこと

転職後、最初の1年にやるべきこと

 

まず何よりも最初に思ったのが社内のインフラが全て英語。社員も(only) English Speakerがいるのでたまに会話も英語。

 

そんなの元から分かってることだし英語ができないわけじゃないんです!一応TOEIC 800くらいはあるんです!でもネイティヴじゃない言語をちゃんと理解するには常に気を張っておく必要があって、この小さなストレスがじわじわ効いてくる..。

 

パッと見てそのメールが重要かそうでないか、既読だけしてスキップして良いのかが瞬時に判断できないストレス。毎日アメリカからも社内からも数百通のメールが飛び交うのに日本語だと1秒で不要と判断できていたことに10秒かかる。これは意外と効いてきますよ。。

 

あと社用のPCがアメリカからの支給品なのでキーボード配列が日本と違うのもストレスですね。日本語⇄英語の切り替えアクションがちょっと面倒だし、ショートカットも少し違う。Enterキーがやたら小さいのはなんなんだこれ?

 

そしてこんなショックはまだまだ序章なのです。。

 

③Bigger カルチャーショックとプレッシャー

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大きなカルチャーショックのまず1つ目は良い意味でのショックで、それは徹底された理念の浸透

 

ドラマ「シリコンバレー」で揶揄されていたように、御多分に洩れず弊社も"make the world a better place"みたいな外資ITベンチャーあるあるな理念を掲げています。(本当の文言は書きませんよ)

 

 

でもちゃんとそれが浸透しています。

 

自分の業務がただ利益を追うものになっていないか?今期の目標設定は"make the world a better place"(世界をより良くするためのもの)になっているか?という視点で本気でマネージャーと面談をします。

 

前職も一応理念というか標語のようなものはありましたが、社員同士の冗談で使うくらいで評価基準にはなり得ませんでしたし、そもそも評価によって給与が大きく変わらないので誰も気にしてませんでしたね。

 

その他にも行動規範や必要なスキルがかっこいい英語で決められていて、CEOのイケてる写真とともに熱っぽく語られています。バカバカしいと斜に構えるのは簡単ですが、社内にそんな人はいないし、みんな理念とミッションに前向きな捉え方をしていると思います。

 

 

最後が、これも覚悟していましたがやはり厳しいカルチャーショックポイント。実力主義です。

 

少し前にこんな記事が出ました。(弊社ではないです)

www.gizmodo.jp

 

Netflixは極端な例ですが、外資の(元?)ベンチャーなら大きくは違わないと思います。

 

アメリカでは報復や訴訟の恐れがあるのでクビと決まるとその瞬間会社から追い出されます。ある朝PCにログインしようとしてアカウントが消えていたことでリストラに気づくこともあるそうです。(これはマジで社内で聞きました)

 

本人の致命的な問題ではなくコスト削減などの仕方ないリストラの場合は十分な退職金と転職のための推薦状がもらえるそうですが。。

 

やはりこのへんはめちゃくちゃドライなので、ちゃんと結果を出し、それをちゃんと上司や同僚にアピールすること。優秀かつ、優秀をきちんと認識されていることがとても重要になってきます。

 

異常な高待遇には一流のビジネスマンであるという前提があるわけですね。

僕も辞めるときは自分の意思かつステップアップのために辞められるように頑張ります。。

 

最後に

チームの上司に言われたことで気をつけようと思ったことがあるので最後に書いておきます。

 

この会社の待遇の良さは給与面にもたっぷり現れていて(僕はまだ若い&結果もないので最下層のランクですが)20代の先輩でもトントン拍子でPromotion(昇進)された人は普通に1,000万円どころじゃないです。先輩とふるさと納税の話をしていた時に「あ、これはやばいな」と思いました。

 

だからこそ言われたのは「地に足つけて生きろよ」と。

いつクビになるかわからない状況で生活レベルをあげて調子にのると恐ろしいことになるぞと結構マジな感じで言われました。

 

今は諸事情で立地だけ良くてクソボロいマンションに住んでいるのでしばらくは引っ越しとか考えずにちゃんと資産形成していこうと思います。てかこの会社、不動産ローンとか組めるのかな..。

 

以上。